自己肯定感とは?

近年、子育てや教育関係で耳にしない日はない言葉、”自己肯定感”。

もちろん、大人社会の中でも使われている言葉です。

ここでは、改めて、自己肯定感という言葉の定義を考えたいと思います。





私なりの言葉で、

漢字そのもので言えば、





「自分のことを、OK!と見る、捉える、考える ことができる感覚」





とでも言いましょうか。

この感覚、実は、ヨガをしていく上で土台となっている大変重要な感覚なので、

こどもと関わりのない大人の方にも改めて考えていただきたいなと思い載せています。

自分は自己肯定感を持ってる?持っていない?

ご自分のことを考えてみましょう。

いかがですか?持っていそうですか?それとも、持っていなさそうですか?





なぜ、ご自分のことを考えていただいたかというと、

ご自分のお子さんなど、こどもたちと関わっている大人の皆さんが、

そのこどもの自己肯定感について考えるには、ご自身がご自分なりの感覚を持って理解している必要があるはずだからです。

「うちの子、自己肯定感が低くて…」と、悩む大人のご自身で考えれば、もしかしたら解決の糸口が見えてくるのではないかと感じています。

なぜ、自己肯定感を持っている方がいいとされるのか?

私の言葉で先に説明した、 「自分のことを、OK!と見る、捉える、考える ことができる感覚」 は、持っているとどのように作用するでしょうか。

逆を考えてみましょう。





「こんな私じゃ・・・」

「こんなんじゃ・・・」





の言葉の後に付くワード、何だと思いますか?こうではないでしょうか?





「こんな私じゃダメだ」

「こんなんじゃダメだ」





”ダメだ”と、否定していきます。

あえて言うとしたら、これが”自己否定感”です。





そう感じているとき、大人のあなたはどんな行動に出るでしょうか?





いや、むしろ、行動できないというパターンもあり得るはずです。

”自己否定感”に備わっているのは、”次に/先に進めない”という事態です。





こどもは成長していくステージにいます。成長するには、次に進みたいものです。

そのため、こどもたちには特に、この”自己肯定感”をより必要な素材と言えるでしょう。

自己肯定感を手にする瞬間とは?

「私、OK!」

「ぼく、できた!」

そんな感覚を得ているのが、自己肯定感を捉えている瞬間です。





これを考えるために、逆のお話をします。

こちらからは”できている”と感じるのに、「できない」とイライラするお子さんいませんか?

「できているよ、大丈夫だよ」と声をかけても納得しない子、私もキッズヨガの授業の中で見てきました。

ここであえて言うと、療育施設にいる”発達障害”の子に特に多かったです。





答えから言うと、

一番わかりやすいのは、大人が否定をしてばかりだと、こどもは自分のことを否定的に捉えてばかりになるというのは、よく言われていることだと思います。

私は、キッズヨガの授業を通してたくさんの子供たちを見てきて、そして、現場の保育士や教諭の皆さんと関わり合ってわかってきたことがあります。

それは、





こどもたちの自己肯定感を得る瞬間に、大人が手を出している(口を挟んでいる)と、

彼らは、能動的な「できた」を捉えるチャンスを逃してしまいます。

こどもの自己肯定感をじゃましている大人の具体例

大前提で、先に挙げました通り、

”大人から否定ばかりされている子”は、自己否定感を植え付けられてしまう、つまり、自己肯定感を高めにくい状況下に居ます。

これは、こどもの自己肯定感を高める邪魔になっているのは想像できますね。





その他に大人の”つもりのない行動”で気を付けたいことがあります。

それは、こどものためにやってしまいがちな、”ちょっと惜しいサポート”です。

この続きは、別ページで説明させていただこうと思います。

YOGITZでは、こどもの自己肯定感は、成長のエッセンスになると考えます。


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