実際に私が作ったゴッビ・モビール

ゴッビ・モビールって何?

モンテッソーリ教育では、赤ちゃんの発達/発育に沿って、モビールを使い分けていきます。

ゴッビ・モビールは、前回投稿した”ダンサー・モビール”の次段階に使用する4種類目のモビールに当たります。





ゴッビ・モビールの特徴は、”色のグラデーション”。

3色だった二つ目のモビール、”八方体・モビール”と比べると、カラーバリエーションがぐんと増えています。

ただし、違う色の3色だった八方体・モビールと異なり、ゴッビ・モビールは、”一つの色のグラデーション”を使用します。

グラデーションのうち、一番濃い色の糸が長く、薄い色になるにつれて、糸の長さは短くなっていきます。





このグラデーション構造であることは、赤ちゃんの「見えている」というだけの眼の機能を越えた目的があります。

本BLOGタイトルにある、”STEM”です。これは、直接的にに言うと、「科学技術的(なスキル)」です。

意訳すると、「自分で学ぶスキル」です。

これは、近年注目されているワードですね。

ゴッビ・モビールは、赤ちゃんの最初のSTEM教育なのです。

取り入れないのはもったいない!!

STEM教育って何?

  • S:Science
  • T:Technology
  • E:Engineering
  • M:Mathmatics




これらの頭文字をとったものが、STEMです。

近年の、IT社会、グローバル社会を生きるための人材育成を目指す教育システムのことであり、まさに、これからを生きる現役の”こども”たちに必須なものとされています。





ここで大切なのは、算数や理科や、プログラミングそのものの埋め込み学習を徹底するわけではないということ。

STEMを可能にするには、「自主性」が必須で、それにより叶っていくというわけです。





「自分で考え、学び、理解する、それにより創造性」を養う、それがSTEM教育です。

材料

  • 発泡スチロールの球体・・・5個
  • 刺繍糸・・・使いたい色味の5段階のグラデーション
  • 竹ひご・・・24センチ
  • タコ糸、手芸糸、テグスなど必要に応じて




入手の仕方

私が使用したものは、





  • 発泡スチロールの球体・・・Seria
  • 竹ひご・・・ホームセンター(100円ショップの竹ひごでも可)
  • 刺繍糸・・・手芸店にて購入




商品詳細を記載します↓

  • 発泡スチロールの球体|Seria|ポリフォームベース ボール3P




  • 刺繍糸|オリムパス|173・525・523・553・554

本には載っていない、私からの注意

Web上に挙がっている刺繍糸の巻き付け方は、大きく分けて2通りあります。私は、”ちょっと手間がかかるやり方”の方をあえて選んで作りました。

その方法をとると、刺繍糸の使用量が上がるかもしれません。目安としては、各色3束ずつ必要ですので、購入時にお気を付けください。

手順

1:球体に直径1.5センチほどの穴をあける。

※それでも小さいかもしれません。私は侮っていたので、糸の巻き付けに時間がかかってしまいました。巻き付けていると、糸により穴が埋まってきてしまうので注意です。





2:刺繍糸を球体に、隙間がなくなるまで巻いていきます。

※始める前に、売られていた形状の”束”を外しておくことをおすすめします。絡まります・・・





3:5個全部巻き終わったら、それぞれ既定の長さに竹ひごにぶら下がるよう取り付けます。

濃い色から、【20センチ、18センチ、16センチ、14センチ、12センチ】です。

球体同士の感覚は各5センチ、竹ひごの両端から2センチあけた場所ほどから取り付けです。





一つ一つの球体の作り方の動画を挙げています。

詳しくは、Instagramでご確認くださいね。

Instagram→@kidsyoga_yogitz から見られます。

実際の動きのサンプル

私の作ったゴッビ・モビールの実際の動きの動画をInstagramにアップしています。

動画編集時に音楽を付けていますが、もちろん、ゴッビ・モビール自体には音はついていません。

Instagram→@kidsyoga_yogitz 

に載せているのでご覧くださいませ。

※動画は音が出ます。音量にご注意ください。





モンテッソーリ教育は、他の経験から作られた教育法と異なり、人間のからだの仕組みそのものにそった、グローバル社会にも重宝する古くて新しい教育法です